考える練習その七

考える練習その七

 

おそらく今回の第七回目を含めてあと二回となりました。

 

今日は論理的思考についてと

抽象と具体の往復が考えることであるということについて話してこうと思います。

 

 

論理的思考とは

考えることの基本動作である

 

 

論理的でない人の逆の人は一貫性がないつまり思いつきで行動するひとのことである

論理的とは目に見えない事象と事象の関係性をつなげることである。

 

考えるうえでの基本動作として

複数の具体的な事象があったときそこから複数の一般法則を導きだしその法則からまた新たな複数の具体的事象を導きだすことである。

 

この前半のこと帰納的推論といい

後半のこと演繹推論(えんえきすいろん)という

 

ことばむずいわと(笑)まあこの言葉はあんまりきしなくていいですね

 

日常に生かすなら

 

大事なのは考えるとは目の前にある具体的な課題を抽象的課題にまとめてそこから

具体的な解決策を導いていくこの一連の流れのことである。

 

 

今この具体的とか抽象的とか出てきましたが

この具体と抽象の往復が考えるということなのです

 

具体的とはみんなにもわかりやすい、イメージしやすいもの

だからみんなよくわからないときは

え、、もっと具体的にいってくれない?、、と聞き返すでしょう

 

逆に抽象的というのは複数の事象をまとめて扱い、見えない共通点を探して、パターン化するため非常にイメージーしづらいものです。

よく会議などで人の意見が抽象的なとき

「そうはいってもさ、こういうときはこうじゃない?」とか具体的なことで反論するひといたりしませんか??

 

そもそも複数事象をまとめて扱ってる抽象的表現に対して具体例で反論するのは議論がかみ合わない原因になりますね。

 

 

論点だけを絞った結果が抽象的なものなので、そこに具体的なもので反論するのは何も考えられていない証拠です。

そんなひとがいたらこれからは心なかで笑ってやりましょう。

 

考えるとは極論を言うことになります

極論とは複数の事象を一つの抽象化した事象にする具体から抽象の流れでかんがえることだからです。

 

 

例でいうなら

日本人は謙虚だと一言であらわしたとします

 

 

これは日本人のほぼ大部分にあたることではありますよね、

 

ほめられたときに「いやいや、そんなことないですよ」とこたえる

 

けどなかには自信満々の日本人がいても不思議ではないですよね

もっといろんな日本人がいるのは重々分かったうえで

 

それでも大部分にあてはまることだからひとまとめでいうなら謙虚となるだけなのです。

 

 

なぜか?と問うこともかんがえることである

 

この なぜか?と問うことは本来の上位目的を明確にし見えない事象をつなげることだからです。

 

 

    過去→現在→未来

 

過去と現在は過去の原因とそれによる現在の結果がつながったものです

 

現在と未来は今ある手段とその本来の目的をつなげたものです。

 

 

 

 

つまりこれを就活の自己分析に当てはめるなら

自己分析とは過去の自分の経験や分岐点の原因(この場合、原因はいい意味も悪い意味もふくみます)を把握して

現在の自分のできていることを知る

そしていまの自分が何をしていきたいのか目的を明確にすることだとおもっています。

 

これは就活生には参考になることだとおもうのでこれを意識して自己分析をしてみてはいかかでしょか。