本質思考
日々出てくる問題に対して皆さんはきちんと解決できていますか?
決まり切った回答、とりあえず付け焼刃での回答で済ますことが多くないですか??
今日はその問題解決のために必要なこと、少し意識してほしいことについて書いていこ
うと思います。これをいしきするだけでも自分自身の思考をみなおすことができ以前と
違った解決法もみつけることができるでしょう。
人が問題を解決していこうとしていっくなかで多くの罠があるということです
今回はその罠の正体をさらしていこうと思います。
まずはこれが一番多いといっても過言ではないと思います
思考のショートカット
思考のショートカットとは問題の真の目的、上位目的を考えずにいままでの成功体験や過去事例だけで片づけてしまうということです。
具体例を簡単に挙げてみますと、会社での大規模プロジェクトをしている最中に新人がミスを連発していたときに上司が「やる気がたりないとか」「モチベショーンがをしっかり保てとか」精神論だけでかたづけるといったことないでしょうか??
絶対に他の原因がありますよね、精神論で片す人は何も考えていない証拠ですね
もう少し例をいうと
この文章を読んでみてください
弊社のアンケートによると東大生の50パーセント近くが小学生のころピアノをならっていたことが判明した。 小学生全体を見てみると全体の20パーセントがピアノをひいているということだった。明らかに東大生のピアノを習っている比率は高いといえる
つまりピアノをならうことはなんらかの学力向上効果があるということである
ここでみなさんはピアノをしたら学力向上するんだと思いますよね!!
でもこの文章を鵜呑みにしてはいけません、確かにピアノをならっていたことが少なくとも学力に影響をおよぼしているの間違いないでしょうですが、ピアノをしていたから東大に合格できるといった因果関係は成り立たないと思います。
理由としては
ピアノができるほどの経済環境がそこの家庭にはととのっていたこと、子供に十分な投資ができるほどの余裕があったこと
東大生になれたのは親の遺伝、もしくは親が高学歴で学歴の重要性を伝えたため子供が必死に勉強した結果かもしれません。
ピアノと東大合格が必ず直結しているこの因果関係はおかしいと思います。
文字通り原因と結果の関係ですね。
なにが言いたいかというとこれをみた親御さんが何も考えずに鵜呑みにして子供にピアノをやらせたら子供の学力があがるとおもいこんでしまうということです。
あくまでも東大生の中に多くピアノを弾いている人がいたという事実があるだけです。
ここで非常に大事なことをいいます。
世の中は情報であふれています。テレビ、新聞、などのおおくのメディア関係は事実ではなく意見を伝えているかもしれません、もしかしたら事実を一部きりとって報道しているかもしれません。真実ではない可能性が往々にして考えられます。
むしろメディア関係は視聴率や販売部数のほうを気にしているかもしれません。
つまり自分が情報をうけとうるときは情報発信者の意図を考えて正しい情報を取得して問題の本質を考える必要があるということです
人は問題が起こったときにじぶんの都合のいいように仮定をして問題解決に取り組もうとするくせがあります。
じゃどうすればいいのか
問題の原因を考えるときには
なんで起こったのか?? 複数回行う最低五回 自分自身で問う時に
行動の目的は?? 本来の目的を再認識するため
今自分が持っている情報は事実か誰かからの意見なのか?? 思考の整理のため
上記のようなことを意識してみると以前とは違ったもののみかたができるでしょう。
一度たちどまり、ゼロベースで考え直すことが遠回りのようで近道かもしれません。
なんでおこったのかは自分自身に「なぜおきたのか」を問う。するとなにかしらの答えがでてくるので、そのでてきた答えに対してさらに「なぜそれがおきたのか」をまた問う。そうすると問題の根本的原因をつかむことができる。
行動の目的を見直すことは今自分がしていることが本当に重要なことなのか、本来の上位目的を見失った状態で手段をえらんでやってしまうと、自分自身が何をやっているのか分からなくなることに加えて、何のためにこれやってんの、とか考えてしまい作業効率が悪くなりモチベーションも保てなくなります。
一度立ち止まって考えるときはまず事実と意見をしっかり区別することです、おそらくこれを整理するだけでもかなりスッキリするとおもいます。事実をベースに考え、今の状況にあわせて人の意見は取捨選択することが大事です、決して鵜呑みにしないこと。
時代つねに変化しているのですから。
きょうはこの問題解決に必要なくせの原因の一番重要なことを書きました
正直これを改善するだけでもぜんぜん違った結果がえられるでしょう。
次回からもこのくせの原因となるものについて書いていきたいと思います
それでは次回もお楽しみに!!!!!
今日も元気に生きましょう!!!!